サラリーマンが会社に依存する理由は、選択肢がないから。
- これくらい楽な環境は他になさそう
- この年で転職したらもっと待遇が悪くなる
- 次はもっと年収が低くなるかもしれない
選択肢がない理由は、今享受している待遇条件が実際の評価・成果より高いから。
実際の成果 << 報酬
実際の評価 << 待遇
実際の成果 >> 報酬
実際の評価 >> 待遇
この関係性がある。
前者のパターンに至る人は、若い時間を大切にしなかった可能性が高い。苦労したら後々よくなる。だから、今苦労した方がいい。
間違ってはいけないのは、会社に就職している人がみな依存しているわけではありません。能動的選択によって就職をしている人もたくさんいる。
企業経営の立場で見ると、優秀な社員には独立されるのではなく長く居て欲しいと思っている。私もそう考える。 でも、優秀な社員は概して、独立を考えているものです。常に前のめりに生きている。既に具体的な準備をする者、具体的な計画はないがいずれ一人でもやっていけるよう日々励んでいる者。悲しいかな、そうい...
野生動物は飼いならすと、本来の能力が失われてしまいます。狩りができなくなったり、飛べなくなったり、感覚機能が衰えたりするそうです。飼育期間が長いほど自然に戻れなくなります。 会社に勤めることは、まさに飼われることに等しいです。 懲戒解雇をくらうトラブルさえ起こさなければ、特にがんばらなく...
目的なく、年収300-400万で福利厚生があって、それなりに楽できる仕事。そう漠然と生きていると、時間が経つのはあっという間。気づいたら、働かないオジサンになっている。
「クリエイターの成長曲線」という記事でも書きましたが、このように伸び悩んだまま働くことは、長い時間をかけて自分を不利な位置に追い込みます。
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