真面目に仕事もやっている。スキルも低いわけではない。合格点も出している。だけど、「普通枠」から抜けられない、垢抜けないという人は多い。
「あともう少しなんだけど、惜しいな・・」というやつですね。そうなってしまう原因はただ一つ。
本気になったことがあるかないかです。
本気とはなんなのか。少々大袈裟な表現かもしれませんが、自分の命だったり時間のすべてをそこにかけられるか、というところでしょう。
たとえば正気なら、エベレストやK2に挑戦しようとは思いません。何十年と入念に準備して、自信がついてから・・・と考える。目指してるようで目指してない。せいぜい登っても、登山道や宿泊施設が整備されている富士山くらいでしょう。
だけど、本気なやつはエベレストに登ろうとする。最短ルートで。他人から見れば無謀に見えることでも、本人からすれば通常運行のつもりで行動できてしまう。ある意味で狂気を帯びている。
普通に考えたら「やめとこう」となる局面でも、やれてしまう。本気になって取り組んだ経験が年輪となり、人間としての奥深さとなる。いい年になって、イケてる人、惜しい人の差はそこにあったりします。
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