仕事と遊びは本来一体のもの。
仕事と遊び(プライベート)を明確に区別する人は、仕事を楽しめてないわけです。ただそれでも仕事と遊びは繋がっている。
私がこれまで見てきた優れたクリエイターは、仕事そのものに楽しみを自分で見出している人が多いです。仕事の中に達成感や感動を自分で作り出しているものです。
この記事では遊びとはなにか?という説明から、遊びと仕事の関係性に触れていきたいと思います。
遊びってなに?
遊びとは、余白です。
絵画で「ここの遊びがいい」と言いますし、車でも「アクセルに遊びがある」と表現します。これは余白のことを指しているわけです。余白には、自由で、自発性という特徴がある。
良い余白とは、目的を損なわずに、自由や可能性を残している部分です。
アクセルに遊びがなければ、足のわずかな動きまで車に伝わり、運転が窮屈になります。逆に、遊びが大きすぎれば、踏んでも反応しない。良い遊びは、操作の邪魔をせず、人間の揺らぎを受け止めてくれます。
絵画でいう「遊び」は、単なる空白とは限りません。少し崩した線や、意外な色、描き込みすぎない部分。すべてを説明しきらないことで、見る人が想像したり、自分なりに受け取ったりする余地が生まれます。
つまり、良い余白には、何かを詰め込まないことで、全体をよりよく働かせるという共通点がある。
予定の余白なら、急な誘いに応じたり、気になったことに寄り道したりできる。人間関係の余白なら、相手が自分とは違う考え方や過ごし方をすることを許せる。
ただ空いているから良いのではなく、そこが空いているおかげで、動ける、考えられる、受け止められる。 それが、良い余白ではないでしょうか。
遊びと仕事の共通点
遊びと仕事の共通点は、「自分で工夫でき、その結果が返ってくる」ことです。
ゲームは、言われたとおりにボタンを押すだけでは飽きます。自分で作戦を考え、試し、失敗して、少しずつうまくなるから夢中になる。
仕事も同じです。決められた手順をこなすだけでは退屈でも、「どうすればもっと売れるか」「どう表現すれば伝わるか」を自分で考え、その結果が見えると、おもしろくなる。
前の話の「余白」ともつながります。目的は決まっていても、そこに至る方法には余白がある。 その余白が、工夫や発見を生みます。
例えば、ウェブサイトをつくる仕事なら、「商品の魅力を伝える」という目的はある。でも、写真の選び方、文章、配色、見せる順番には無数の選択肢がある。そこで試行錯誤することは、創作としての遊びにも近い。
ただ、自由なら何でもおもしろいわけではありません。ゲームにルールがあるように、仕事にも予算や納期、顧客の要望がある。その制約の中で「どうやって実現しようか」と考えるから、工夫のしがいが生まれる。
つまり、仕事の中の遊びとは、手を抜くことではなく、自分の発想を試せること。 仕事に良い余白を残すとは、求める成果を明確にしながら、やり方まで全部決めてしまわないことです。
仕事が楽しめない人の特徴は?
仕事が楽しめない人の特徴は、仕事を「決められたことをこなすもの」と捉え、自分が工夫できる余地を見つけられない人です。
「どうすればもっと良くなるか」より、「何をすれば終わるか」に意識が向いている。すると、仕事は終わらせるために耐える時間になってしまいます。
具体的には、次のような特徴があります。
- 正解をもらおうとする。
自分で考えて試すより、手順や答えを求める。自分の判断が入らないので、うまくいっても手応えが薄い。 - 失敗を避けすぎる。
確実にできることだけを繰り返し、発見や上達を感じる機会が減っている。 - 報酬や評価だけで意味を測る。
工夫してもすぐに給料や評価に反映されなければ、「やるだけ無駄」と考えてしまう。 - 仕事の目的に関心を持たない。
誰の何に役立つのかを見ず、目の前の作業だけを処理するため、改善したいことも生まれにくい。
共通するのは、自分の働きかけで何かが変わる、という感覚が乏しいことです。ゲームでも、自分の操作が展開に影響しなければ、おもしろくありません。
ただし、本人の姿勢だけの問題ではありません。やり方を細かく指定され、工夫を否定され、余裕も与えられなければ、楽しめる人でも楽しめなくなります。
仕事を楽しむには、工夫できる余白があることと、その余白を自分から使うことの両方が必要です。
デザインプラスはどんな会社?
弊社はリモートワークなので、かなり自由度の高い会社です。各々が自分の武器で役割をまっとうする中で、チームとして連携している。
良く言えば自由ですが、悪く言えば放任かつ成果主義といえる。
そのため、自分で仕事を楽しめる人でないと難しい。そもそもリモートワークは、超エリートや仕事ができる人たちの間でないと機能しない特殊な働き方です。
また、納期遅れが頻繁に起こる人、ミスが多い人にはちゃんと注意もするので、それで辞めていく人もいます。仕事に余白がなければ、改善の余地もありませんし、続けてもお互いにとって良くない。だから、辞めることは正解です。
ということで、仕事に余白を抱えている人はリモートワークという環境を活用できますが、これまで仕事を楽しんだことがない方は、弊社に来ても一緒だと思います。
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