海外の企業は業績が悪くなるとわりと簡単にリストラするし、黒字であっても効率化のためにリストラをします。
一方、日本企業は簡単にクビを切りません。そのため、不況が来た時に一番しわ寄せが来るのが新卒生です。来年だけでなく、再来年の就職活動もなかなか厳しいものになるんじゃないかと言われていますね。
中には第二新卒として景気が良くなるまで1年間待とうと考える人もいるようです。けれども、私はそれは自分の人生を棒に振ってしまうのではないかと危惧します。というわけで、本稿では今すぐに自分に合った就職先を見つける方法をお教えします。
条件で選ばない
恋人との出逢いに条件を差し込むと楽しくない結果になるのと同じように、自分の素直な感情に忠実になりましょう。なぜなら、直感が一番正しいからです。
条件で選ぶと、どうしても企業規模や待遇、安定といった分かりやすい指標や常識に釣られがちです。そのため、多くの就活生は上場企業を目標に就職先を探すことになる。けれども、それが最善の選択なのかは立ち止まって考える価値があります。考えても答えが出なければ、あなたの10年以上先輩で正規の就職活動をやってきた人たちを事細かに観察してみるのも良いでしょう。
居場所は周りにあるかもしれない
自分の周りに魅力を感じる会社はありませんか?あるはずです。
例えば、私の会社のスタッフには、うちの商品の元ユーザーやメルマガの購読者が入ってきたりします。社長の言動や商品に共感できれば、それも1つの出逢いなんです。その出逢いから、気づきを得られるかもしれないし、仕事への関わり方を直に学ぶかもしれない。経験と実績は自信になり、立派なキャリアに繋がります。
社長に直接アプローチする
直感的に参加したいと思った会社があれば、中途採用枠を狙ってもいいし、採用枠を閉じてるとか相手にしてくれなさそうな雰囲気なら社長に直接アプローチするのも良いでしょう。というか、後者の方が圧倒的に成就する確率は高いです。
直接コンタクトを取れる手段は色々あります。ツイッターでもfacebookでもいいわけですしね。私も会ったことのない社長とコンタクトをとりたい時はSNSを利用します。たいてい返事はあるものですよ。
こうした方法を取ると、社会の枠組みの外から事実を動かせる人だという印象を与えられます。それだけ多くの人はレールの中でマニュアル通りの行動(就活もそう)でしか行動できないと思われているので、その時点で他の人たちと一線を画すことができます。
自分の頭で考えて行動できる度胸や自分の思い通りに事を進める交渉力がある人は、どこの会社に行っても通用するし、会社に所属していようと自分の力で独立独歩でやっていける素養のある人だと思います。
できればお土産持参で
社長とコンタクトをとる時、やる気を前面に出すだけでもいいですが、相手にメリットを提示するのは処世術として大事な手段だと覚えておいてください。私も面識のない人と会いたい時は、相手の時間をとるに見合うだけの根拠は端的に伝えます。
例えば、「自分はこういう動画が作成できるから、あなたの会社に入ったらYouTubeのチャンネル登録者を2万人に成長させ、集客面で貢献する」とか。「私と会わないと損するよ」と思わせるくらいのプレゼンができればベストです。
ただ正直ここまでできれば、フリーランスとして仕事をとっていけるレベルだと思います。それくらいの人材を企業は求めているので、ここまでやれば落ちることもそうそうないだろうということですね。
参考にしてください。
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