求人広告に掲載して驚いたことの1つが、志望動機や自己PRといった、自分をアピールするプレゼン的情報を書かない or コピペの人があまりに多いことです。企業の特徴や状況に合わせてプレゼンできる人は、1割いるかいないか。
私がほとんど転職活動をしたことがないからなのかわかりませんが、驚いてしまったんですよね。こんなやり方で採用してくれる会社があるのかと。
で、求人媒体の担当者に聞いてみると、メディアの仕様も関係しているとか。例えば、マイナビにしてもリクルートにしても「一括応募」という機能があります。気になった会社にチェックを入れて、一括で応募できる。だから、そのようなコピペ申請が基本になっている。
でも、それで採用してくれる会社って、どういう会社かわかりますか?
条件さえ合えば、誰でもいいと考えてる会社ですよ。そういうところに就職すると、どうなるか想像つきますよね。
あなたがフリーランスだったとして、こんなアプローチの仕方ってあるでしょうか。まともなとこは取引したいと思いませんよね。
転職先選びも、人の出会いと同じです。何ら変わりありません。その人にあったアプローチがある。相手によってアプローチも変えなければいけない。
応募先の企業も、相手のことがどういう人なのか、本当のところを知りたいと思っている。何ができて、何でうちに貢献してくれるのかを知りたい。求めているものは会社によって異なる。
あなたが条件で選ぶとなれば、相手も条件で選ぶ。条件だけで繋がっている関係なので、お付き合いが始まったあとも条件が合致しなくなった時点でバイバイ。非常に転職者にとって厳しい関係です。
たくさんの企業に一括応募するより、狙いを定めたほうが実は効率はいい。肌感覚で「ココがいい」と思う会社に狙いを定める。入社後も大切にしてもらえる可能性が上がりますよね。
代表者やスタッフやお客さんにどういう人たちが集まっているかなどにも触れた方がいい。総合的にリサーチした上で惹かれたところに狙いを定める。最終的にどうなろうと、間違ってません。あとは、どうやったら入れそうか戦略を練り、プレゼンする。
断られても諦める必要はありません。まだ道は拓けるかもしれないのです。弊社でもこれまで3名、書類選考や面接で不採用を通知した人を採用したことがあります。人事担当者自身、1回か2回会っただけではわからないというのも自認している。チャンスはあるわけですね。
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仕事とはやらされるものではなく、自分が主導権を持ってやるべきなので、「入社」ことも自分にとっての仕事です。「仕事」は決まったやり方を口を開けて待つものではなく、自分で創り出したり、工夫していくもの。だから、求人サイト経由で蹴られるといった通常のルートを通過しただけでは、決して終わらないんですね。
そこらへんもクリエイティブに動ける人は生きるチカラがありますね。
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