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通勤ラッシュを疑え

都心の通勤ラッシュほど辛いものはありません。海外も酷いところは酷いですが、東京の鉄道混雑率は世界でもトップクラスの190〜200%。大阪やパリ、ロンドンも130〜140%と酷いですが、東京よりはましでしょうか。いずれにせよ、自分の空間がまったくないあの状況は異常と言えるでしょう。

ここで通勤ラッシュがなぜ起こるのかを考えてみましょう。都心に人口が集中しているとか、通勤・帰宅時間が同じというのが妥当な答えですが、別の視点から掘り下げてみたいと思います。

例えば、土日の電車の混雑率はどうでしょうか。一部区間を除き、日中を通してわりと空いていますよね。逆に、土日にショッピングモールなんかに行くと激混みだったりする。つまり、何が言いたいかと言うと、大半の人は同じタイミングで同じ行動をとる傾向があるということです。だから、とても簡単なことですが、周りとタイミングをずらすだけでも、快適になる確率がグンと上がるのです。

いつも行列のできるラーメン屋も、ランチ時を避ければすぐに座れたりします。周りと同じタイミングで動かざるを得ない時もあると思いますが、できるだけ別行動をとったり、タイミングをずらすだけで簡単に利益を享受できるのです。

もっと言うと、周りなんて関係ない。意識する必要もありません。なぜなら、ゼロベースで考えればいいからです。

会社は本当に通勤しなければいけないのか。リモートワークも可能なんじゃないか、9時5時の勤務体系は万能なのかとかですね。他にもスーツを着ることのメリットはあるのか、オフィスや固定電話は必要なのかなど、常識を疑って自分の頭で一から考えるのです。

ゼロベースで考えてみると、各個人で環境や価値観は違うので多様性が出てきます。そうすると、おのずと通勤ラッシュも解消されるだろうし、少なくとも自分はそのスパイラル状の外にいられる。生きていく上で大事な処世術です。

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