ほとんどの人は、失敗を恐れます。行動する前から失敗することを考えたり、一度失敗してしまうともう二度と同じ行動はとらないと心に決めてしまったりですね。
でも、世の中には懲りない人がいます。その代表格が「成功者」です。成功している経営者に置き換えてもいいですね。彼らの経歴を見ると、懲りない人の権化だよな・・と感じる人が多々いらっしゃるのですが、彼らは失敗を恐れるという感覚がなかったりするわけです。例えば、スティーブ・ジョブズは一度自分が作った会社から追い出されているわけですが、普通の人ならトラウマになって、二度と同じ会社には戻ろうとしませんよね。でも、彼は過去に捉われることなく、また同じ会社に戻った。
いい意味でバカとも言えますが、失敗を悪いことだと思ってなかったりするわけです。良い悪いの価値基準がない、と言い換えた方がいいかもしれません。彼らの頭の中は、失敗した過去の出来事だとかプライドだとかいったものよりも、前に進むことだけを考えてるんですね。実にシンプルな頭の中です。シンプルイズベストです。
過去は過去として割り切ることが必要なんですが、それを頭で考えると難しくなるんですね。では、どうすればいいか。前に進むことだけを考えることに尽きます。その方が楽しいじゃないですか。行動を起こすことでしか、前に進むことは出来ません。失敗から教訓を得よ、とはよく言いますが、行動するから失敗を教訓とすることができるわけで、失敗した過去の出来事をあれこれ理屈で考えてもしょうがないんですね。
一歩下がったとしても、二歩進めばいいんですよ。
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