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感動できるから、感動してもらえる

モノやサービスを売るには、相手の心を動かす必要があります。心を動かすにはどうすればいいかというと、一つ効果的なのは「感動」を巻き起こすことです。ひと目見た瞬間に沸き起こる感動によって、顧客の心に火をつける。そこで灯った火を購入にまで結びつける導線を作るわけです。その原動力となるのがデザインの力です。Appleやスターバックスもデザインの力をうまく取り入れて成長した企業です。我々もデザインの観点からマーケティングをやっているわけです。

モノを売るにはスペックも重要ですが、それだけでは長期的な成長はありません。なぜなら、すぐに同業他社との価格勝負に巻き込まれるからです。それらを打開する唯一の対応策は「感動を与えられるか」です。いつも感動と隣り合わせの仕事をしているからこそ、わたしたちは自らも感動するのです。

誰かに感動を与えようと思ったら、まずは自らが感動できる人間でなければいけません。なぜなら、感動できる人はいい仕事をするからです。企業や商品のブランドがどうやって形作られるか考えてみましょう。ブランドは長い年月をかけて作られていくものです。それは単なる物質としてのモノがブランドを構築するわけではありません。すべては人の心によってもたらされるものです。世の中の素晴らしいものは、すべては作り手が感動するところから生まれています。

感動するから、触発され、探究心や解明心が生まれる。その心は創作意欲や情熱へとつながっていきます。すべては感動を起点として、世の中の素晴らしい商品やサービスが生まれているのです。だから、映画や音楽、旅などを通じて、色んなものに触れて、たくさん感動してほしいと思っています。お金も生きていく上では大切ですが、ただお金のためだけに働いている人はいい仕事が出来ないと考える理由はここにあります。

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