社会人になっても同級生と群れる男性で、仕事ができる人はいません。大学生ノリを引き摺ってるおじさんたちです。
女性は別です。女性は現実的なので、男性のような群れ方はしません。傷を舐め合うこともない、一定距離を置いた関係を同級生とも築きます。男の場合、社会人の落ちぶれ同士が、核心を誤魔化すための関係なのが実態です。
同級生と群れても、得るものは何一つありません。その場は楽しいかもしれませんが、その場だけです。それ以上発展することはない。
「俺たち、いつか大きいことやろうな」
「あー、成功してぇ」
「おまえならいけるよ、俺が保証する」
「そういや、4組の〇〇覚えてる?」
どこかで見たような臭いドラマのワンシーンみたいになりつつも、現実化を迎えることはないどころか、近づくことすらありません。お互い机上の空論で傷を舐め合っただけなので。
そもそも何かをやりきったことがない者同士で語り合うこと自体、不毛。戦闘力ゼロ同士の会話に価値はなし。何も発展しないし、酒の無駄です。そんな時間があるなら、黙って行動です。
同じ釜の飯を食う仲間となら、まだ実現可能性のある建設的な会話ができます。苦労を共にするがゆえの、会話の深まりも楽しめる。そのやり取りが、自身のシナプス開通に繋がる可能性がある。そういう戦友を見つけるほうが、ずっと意味があります。
それに世界は広い。社内外だけでなく、別業種の人や、インターネット上にもすごい人はたくさんいる。そういう人たちとの交流に目線を上げるほうが、自分を高めることに繋がる。同級生といても、なんにも得られない。男としての視野も器量も狭まるばかりなのです。
早く一人前の男になるには、現実を見て、より自分を高める関係性を作っていく方が重要です。しかし、世の中には30歳40歳過ぎても、群れるおじさんは多く存在します。もうここまで来ると難しいので、お好きにどうぞと言って締めておきます。
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