高いレベルの仕事をこなすには、頭の中をクリアにしておく必要があります。
頭の中が散らかっている状態で始めると、集中へのエネルギー効率が悪化する。それによって優先順位がつけられなかったり集中できる時間が短くなったり凡ミスを招いたりといった症状を引き起こす。つまり、パフォーマンスの低下要因となるんです。
頭を整理する手段は色々ありますが、効果的なのは「身の回りの掃除」です。万人に効果のある手段でしょう。たとえば以下のようなもの。
- PCのデスクトップを最小限にする。
- 鞄・財布の中身を整理する。
- 家の掃除をする。
- 要らない物は捨てる。
- 不用意に物を増やさない。
カバンの中がパンパンな人には頭が整理できない人が多い。ゆえに、納期が遅れがちだったり、そもそも自分の現状の能力に合わせた適切な納期設定ができなかったりもする。クリエイティブな局面においての判断で最適解を見つけられず、人に相談しないと決められないことが多い。
旅行でも大荷物になりがちだったり、家の中も物に溢れていたり。要不要の判別を日頃からつけてないことの結果です。
要不要の判断→ゴミ箱へ→デフラグ。
この習慣を通して常にCPUのパフォーマンスが落ちないようにしておく必要がある。
他には水回りを清潔にしておくとか、パソコンのフォルダやブラウザのタブはいつも最小限にしておくのも良いでしょう。
身の回りを整理するメリットは、エネルギー効率が上がること。
「集中」モードに入るには結構な精神力を消費する。頭が散らかっている人は、集中モードでいられる時間は短いです。
それも年々悪化していくんですね。若いうちはエネルギー量の母数が大きいから、誤魔化しが効く。でも、年をとってくると通用しなくなっていく。力を抜いた状態で集中できるようにする必要があるんです。年輪を重ねつつも自分の流儀を会得しなければ、生産力が落ちていくことになる。
また、「掃除」の対象は物やデータだけではありません。人間関係もです。
10代20代は色んなジャンルの人と遊んだりするのはむしろプラスに働くことが多いですが、30代になれば、学びになる人と付き合う、不用意に約束事はしない、などの配慮は必要かもしれません。それは自分のための配慮でもあります。
脳の整理方法の一例
- PCのデスクトップを最小限にする。
- カバン・財布の中身を整理する。
- 家の掃除をする。
- 要らない物は捨てる。
- 不用意に物を増やさない。
- 人間関係をシンプルにする。
- 不用意に約束をしない。
- 情報のデトックス。
- 1日毎にやることリスト作成
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