仕事と遊びは本来一体のもの。
仕事と遊び(プライベート)を明確に区別する人が多い理由は、仕事が楽しくないからでしょう。ただそれでも仕事と遊びは繋がっている。
そこが本能的にわかっていて、仕事も遊びも楽しめる人は良いクリエイターである可能性が高い。
この記事では遊びとはなにか?という説明から、遊びと仕事の関係性に触れていきたいと思います。
遊びってなに?
遊びには、余白・自由・自発性という特徴があります。
余白:
よく絵画でも「ここの遊びがいい」と、余白の部分を遊びと指すことがあります。
自由:
遊ぶ時、何をやるかは自由。どう遊ぶかも自由です。
自発性:
遊びは常に自発的に行われます。選択権は自分にある。
遊びは、目的を持たないものなので、常に余白のような空間・スペースが生まれるものなんですよね。それは「無駄」とも言い換えられますが、遊ぶ時にあまりコスパは考えませんよね。自分のやりたいことをやっている。それが遊びです。
無目的に行われる行為や時間から生まれる余白によって、人間の視野は広がっていくものだと思います。仕事は基本的に目的があって行われます。なので、仕事しかしてない人はどうしても視野が狭くなりがちです。それを広げてくれるのが遊びです。
また、遊びは自由であり自発的に行われるもの。だから、無限に視野を広げてくれる可能性がある。
最近はキャンプやサーフィンに行くのが遊び、みたいな感じで遊びもルール化されている感じもありますけど、本来遊びは自由なんですけどね。
仕事ってなに?
働くの語源は「端を楽にする」、周りを楽にするところから来ています。ざっくり言えば社会貢献・恩返し。遊びは自発性のものですが、仕事は他人のために行うわけです。
仕事は目的があって行われるものです。ですから、同じことを繰り返す。でも、同じことを繰り返しているようでも実は毎回違う。漁師も毎回船に乗って魚を獲りに行くんだけども、結果も手段も毎回違う。
1つの作品には、自分の念がこもるもの。ちょっとした心の乱れが作品の精度にも影響したりするものですよね。仕事は、作品作りを通して、自分を磨く行為でもある。
遊びは一生懸命やる中で生まれる無駄があることによって、視野が広がる。仕事と遊びの違いはそこらへんにあるでしょう。
遊びと仕事の両立
ざっくりいうと、遊びは視野を広げ、仕事は自分を磨くもの。互いに違うものですが、どちらも重要なもので補完関係にあります。仕事と遊びは繋がっている。
本当に一流の仕事人は、仕事も遊びも一生懸命なんですよね。そして、仕事も遊びも楽しむことが大事です。
仕事が楽しくないという人は多いでしょう。そういう人はこちらの記事をどうぞ。
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