「変わらなきゃと思うんだけど、変われない」
「この悪習をやめたいんだけど、やめられない」
そういう悪習が、誰しも1つや2つはあるのではないでしょうか。
もしやめられないのであれば、それはまだ真剣ではないということです。つまり、余裕があるのです。だから、やめなくても良いことなのかもしれません。
「いや、そろそろやめないとヤバいんだけど、やめられないんです」
という場合は、失敗を受け入れる・認める覚悟を持つことです。
失敗を認めることは、簡単そうでまったく簡単ではありません。私から見て、失敗を認める人はほとんどいないように思います。なぜなら、失敗を認めることは命がけだからです。
私は起業したての頃、無茶な働き方をしていました。1日18時間とか平気で働いていました。寝る時間も惜しんで、熟睡しないようパソコンデスクで寝ていたり。それが正しいと思いこんでいたのです。
ですが、ある時に金メダルサイズの10円ハゲができました。ガツンと天から殴られたような強さのショックを受けました。恥ずかしいからではありません。そんなことはどうでもいい。自分のやり方が間違っていると突きつけられたのです。
そこからは作業量で勝負するスタンスを変え、毎日自分が楽しいと思える散歩の時間を取り入れ、自分を可愛がるようにし、仕事の質を追い求めるようになりました。
失敗を認めるには、まず大前提として「物事に真剣に取り組んでいること」が必要です。「本気出してないから」という言い訳が成り立たなくなるからです。そして、自分がショックを受ける現象を体験することです。
そうして人は初めて失敗を認めることができ、悪習を変えられるんだと思います。
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