経営側の立場で見ると、優秀な社員には独立ではなく、ずっと長く居て欲しいと考えます。
ですが、優秀な社員ほど将来の独立を見据えて仕事しているものです。
サラリーマンと、独立を見据えている人とでは、仕事のスタンスが違います。
将来のために、今の時間を役立てようと能動的に動きます。仕事の報酬が目先のお金ではなく、独立後どう役に立つかを考えています。ずっと先を見ているのです。
結果的にスキルも伸びるし、マネジメントをやらせても優秀といった感じになっていくのです。
ただ、こういう話をサラリーマン根性が染み付いた人に話しても、根本から理解してもらえません。自分のために仕事をするなどとは、つゆに考えたことがない人たちだからです。彼らにとって、仕事はいかに楽してお金を稼ぐ手段です。
目先しか見えてない人に、その先のことを話しても理解はできないでしょう。しかし、何にでも言えることですが、すべてにおいて長期目線は重要です。
長期で見れるし、短期でも見れる。遠くを見れるし、近くも見れる。そういう状態が理想的なのです。しかし、多くの人は短期スパンで極めて近いところしか見ようとしません。
長期的に考える人は、やはりどんな分野でも成功しています。
そういう意味で、「今はこの仕事をしているのは、将来〇〇で成功するためにやっている」という目的がある人は強いのです。逆に、「この会社で安定しないな」などと考えている人は、循環しない水が腐るのと同じで、一律で停滞することになります。本当に。
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