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「やらされている仕事」を卒業しよう

多くの人は日々何かに”やらされている状態”で仕事しています。

やらされている状態、自らやっている状態では同じ仕事でもまったく別物なのを意識したことがあるでしょうか。

やらされる仕事は非建設的

やらされている状態 自らやっている状態
楽しさ 苦行 楽しい
選択 他者 自分
責任の所在 他者 自分
学び なし あり
小さなミス 増える 少ない
仕事の質 低い 高い
報酬 ジリ貧 上昇

これだけの違いがあります。

やらされて仕事しても、最低限の生活費をもらえること以外、1つも良いことがありません。人生の壮大な浪費です。

では、どうすれば”自らやっている状態”になれるのか。

すべてを自分事(じぶんごと)として捉えることです。

たとえば、お客さんが困っている状態を知った時に、「なんとか解決してあげたい」「解決に導くことが学び」というように自分事として感じれる人は”自らやっている状態”です。
「めんどくさ、知らねーよ。」「適当に終わらせよ。」と感じる人は”やらされている状態”で動く。

身の回りに起こることはすべて自分に起こっているのです。

仕事は、ニーズ(人から頼まれること)から生まれます。それを解決するのが仕事の原則です。

ニーズが自分に向かってきた時の反応はそれぞれ次のように分かれます。

ニーズに対する反応
やらされている状態 自らやっている状態
・消極的
・拒否感
・対抗
・改悪
・能動的
・共感
・協調
・改善

やりたくない仕事を頼まれたら?

やりたくないことを頼まれることもあります。その場合、どうすればいいでしょうか。

選択肢は3つです。

  1. 捉え方を変える
  2. 断る
  3. 妥協

その時々の状況によって、使い分けます。

基本は「1」の可能性を探りますが、それでも無駄と思う場合は、2と3で使い分けます。

私の場合は、経理の仕事が3に当たります。やりたい仕事ではないものの、シンプルな経理なので自分でパパっとやってしまったほうが早い。

断ることも重要です。意味がないこと、興味がないこと、誰も幸福にしない案件などやっても意味ないです。断りましょう。ただ、断ることのデメリットは「派生した発展性がない」「次はない」ということですね。

あと、なんの実力も実績もない状態では、何が自分にとって不要なことか判断できないというのはあります。

やらされている人の特徴

ここから辛辣なことを書きますので、ご容赦ください。

ここまで読み進めて、察しの良い方ならわかると思いますが、仕事をやらされてしまう人は、他者のせいにする人です。

仮に他者のせいであっても、自分に降り掛かっていることなのですから、すべて自分事なのです。そう考えた時点で本当の解決に向かいます。そのことは覚えておいてください。

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