よく先ばかり気にしている人がいます。起こってもいない未来ばかり見ている。まだ20代なのに老後のこととか考えたりして、今全力で生きることを放棄している。周りの意見が気になって思うように動けない。そういう若者が多いわけですよ。で、なぜそういうふうになるかというと、目前に「不安」があるからです。不安は人の前進する勇気やエネルギーを削ぎ、守りに入らせるというわけ。そして、一旦守りに入れば、現状維持すらままならない地獄のスパイラルに突入します。守りは逃避であり、精神の病気とはっきり認識すべきなのです。
はっきり言いましょう。そんな不安、破壊してしまえ。
自分が持っている小さな価値観を破壊して、自らを何物からも囚われない精神へと解き放つ。人生を自分が信じる方向へ走り抜くのです。生きている実感とはこういうことです。誰かが作ったレールの上なんて歩いてもつまらないし、決まりきったルールや常識にとらわれていても、自分を小さな部屋へと追いやるだけです。そもそも不安なんて感じる必要はないのです。それらはすべて幻想に過ぎないのですから。
将来のことだって、今から心配したってしょうがないのです。未来とは今の積み重ねでしかありません。今を懸命に生きずに、未来に光が指すのでしょうか。そうなるはずがありません。だから、全身全霊を持って今自分がしたい道を生きる。周囲の意見など放っておいて、自らの道を突き進む。攻めは、自分の道を切り拓くことでもあり、最大の自己防衛でもあるのです。人生、走り抜いてください。
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