世間的に、ラクをすることは悪いことだとされています。ラクしてお金を稼ぐのはもっと悪い、という空気もあります。
でも、ラクは本当にダメことでしょうか。「ラクする」手段は2パターンあります。
手段 | どうなるか |
改善 | 能力値の向上や効率化によって楽をする。根本問題は解決している。 |
逃避 | 「臭いものには蓋」方式で、対処療法的に楽をする。問題はつきまとう。 |
逃避を選ぶと、一時的にはラクをできても、後々に自分では容易に対処できないくらい問題が膨れ上がってしまう。
「ヤバそうだな・・」
「でも、誰も気づいてないし、いいや」
「うわ、そろそろヤバいな。どうしよう」
そうやって見て見ぬふりをしている内に、5年10年と月日が流れてしまい、ニッチもサッチもいかなくなる。問題を頰被りし、放置していると、後で自分が困ることになります。ドボンです。目先のラクを選ぶとこうなる。
一方、その都度丁寧に改善を繰り返し、常に身の回りの整理整頓を行っておく。そうすることで、仕事も円滑に回るようになり、結果的にラクをできるようになる。この手段だと、根本問題も解決済みなので、後でドボンを食らうこともない。人生ラクをするならば、絶対この方が良いでしょう。
多くの人は、目先のラクを選びます。目の前の問題を頰被りにして、良いところだけを見る。そうやって問題は大きくなっていくんですね。
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