毎日決まった仕事をし、休日の終わりにはサザエさん症候群に襲われつつもそんなことはもう慣れっこ。ちょっと我慢すれば変わらない生活を迎えられるのだから、それだけで幸せではないかと自分に言い聞かせつつも、「本当にこれでいいのか?」と心の奥底で感じている。だけど、考えたって仕方がないし、今すぐに行動する必要もない。
こう考えて生きている人は、職種に限らず実に多いです。
安穏とした環境は、変化を拒もうとします。それゆえに思考停止を生みやすい。でも、世の中に変化しないものはありません。すべては時間の経過とともに変わっていく。あらゆるものが諸行無常なのです。
臭いものに蓋をしても、蓋はジワジワと開いてくる。開いてくると中身を見るのがもっと怖くなる。でも、事実から逃げようとしたって必ず追いかけてくるし、いずれ目を背けることもできなくなる時が否が応でも訪れる。
そして、蓋が開いてしまった時どうなるのか。変化を迫られるんですね。自分から変わるのではなく、環境の変化によって”変えられてしまう”わけです。自分の魂の思いと現実が離れていく。晩年、本当に後悔の多い人生になると思います。
ですが、中身を直視し、真っ直ぐに向かえばどんなことでも必ず解決できるものです。その為には変化をも恐れないことですね。自ら変化しようとするという意味でチャレンジ精神は大切です。何歳になってもチャレンジ精神を忘れないことですね。
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